商品開発を進めていく上で一つの区切りとなるのが施工試験です。
製品がしっかりと取り付くのか、施工性は如何か、強度や安全性等
デスクワークではわからない所を実際に施工しながら検証します。
この試験は2011年7月頃なので約8年前になります。
太陽電池を取り付ける場合は通常架台を介して取り付けますが既存の建物屋根
の場合、どうしても長い架台は荷揚げ等が難しくコストもかかることから架台無し
で取り付ける構造です。
専用の金物を屋根に取り付けて太陽電池を上部から瓦屋根のように引っ掛けて
固定します。
メリットとしては
①架台が不要になり施工費用含め大幅なコストダウンが出来る。
②構造がシンプルで屋根と一体化できるのでデザイン性が高い。
③非常にコンパクトで作り置きが出来るので工期を短縮できる。
他にもいろいろとありますが
一番のメリットはやはり非常に見た目が美しく屋根と一体化した構造となることでは
ないでしょうか。
金物を取り付けた後は安全に配慮しながら太陽電池を取り付けていきます。
太陽電池をボルトで取り付ける必要がありませんので屋根の上での作業性
も高く簡単に取り付けていきます。
配線も太陽電池下に配線し施工試験完了です。
本案件は問題が無かったのでこのまま設置して実際に発電もしています。
Comments