みなさんおはようございます。
今日は夏至になりますので日の出から日の入りまで一番長い日
天気も良いので太陽光発電にとっても良い日ですね。
昨日に引き続き太陽光架台の基準についても良く問い合わせが
ありますので説明します。
現在一番新しいのは
『JISC8955(2017)太陽電池アレイ用支持物の設計用荷重算出方法』
その前が
『JISC8955(2011)太陽電池用アレイ用支持物の設計』
となります。
その前にも2004年版があるのですが、特に2017年版は良く風荷重の算
定方法が変わり基準が厳しくなったといわれます。
ただそれ以上に違うのは『設計』から『設計用荷重算出方法』に変わり
これまで使用する材料や仕上げ等の記載がなくなり、単純に風荷重や
地震荷重・積雪荷重を算定するだけの基準となりました。
それではこれまで記載されていた基準はどうなったのでしょうか。
JISC8955C(2017)算定に伴い、それ以外の基準は電技すなわち
『電気設備の技術的解釈』の第200条小出力発電設備と
第46条3項太陽電池モジュールの支持物に非常に細かく記載されてい
ます。
これまで曖昧だった部分が明確化されて行く事は非常にありがたいので
すが少し特殊な設置方法や形状となった場合、容易に設計すると適合し
ない可能性も出てきますので十分注意して設計を進める必要が出てきま
す。
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